今回の拍手は現代パロディでゴールドくんです!苦手じゃない方はどうぞ……!



「ゴールドくんっ」

「遅え」

「ご、ごめんね……」


眉間に皺を寄せて、私を睨んでいるのは、私の恋人のゴールドくん。付き合い始めたのは、つい最近のことで。そして、今日。私とゴールドくんは、初デートをすることになったのだ。
そして、今に至る訳なのだが。若干イラついているであろう彼に、私は何度も謝った。こんな日に限って寝坊をしてしまう自分に嫌気がさす。


「……もう良いから、早く行こうぜ」

「う、うん!」

「腹減ったんだけど、」

「じゃあ、何か食べよう?」


時間もちょうどお昼近く。朝も昼も食べてなかったから、私もお腹空いたし。なので、最近出来たレストランに行くことにした。
お昼を食べ終え、私たちはブラブラと街を歩く。ショッピングモールを見て回ったり、ゲームセンターで遊んだり。楽しい時間は、あっという間に過ぎて行った。


「そろそろ帰ろうぜ」

「……うん」


すっかりオレンジ色に染まってしまった空と太陽、そして時間を恨む。もっと一緒にいたかった、のに。軽くテンションの下がってしまった私を見て、ゴールドくんが溜め息を吐いた。


「また遊べば良いだろ?」

「う、うん!そうだよね!」

「……ほら、送ってやるから」

私の手を握り、再び歩き始めたゴールドくん。彼の後ろ姿を見つめ、私は「今日は楽しかったよ、ありがとう」と、小さい声で呟いた。



イエローラブ



「……別に、オレも楽しかったし」


アイツに聞こえないように、オレは小さく、そう呟いた。



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