メガンテ
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「私にだって考えがある。携帯小説というジャンルを、次のレベルに発展させる計画が」


「計画?」


未央は私の質問に答えず、ただ黙って日本酒を啜った。そして時折、こめかみ辺りに人指し指で触れ、何か思案に暮れるような表情をした。


「何か、言いたいことがあるんじゃないの?」


「ううん」


――嘘だ。長年の付きあいで直ぐに分かった。けれど、未央は私の疑いの視線を交わすように、態と明るい声を張り上げる。


「オフ会をやろうと思って!洋介君と話し合ってるんだー」


「オフ会?」


「うん、フレンドノベルの作者さん達で、会おうって話」


「そうなの?誰と?」


うんとねー、未央は指を折って数えながら、一人一人の名前を挙げた。


「私、HB、シャーベットさん、熊子さん、綾瀬川尚弥さん、月河未玖さん、青江ナミさんさんかな、今の所は」




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